少人数で実施する研修。この形式で実施する研修での良さがあります。
参加者の人柄、考え方について新しい気づきがあったり、再確認ができたりです。この手法を用いながら、コンプライアンスをテーマにした研修を実施すると、組織の中でどのような考えを持って、行動しているか?ということを探ることもできます。
弊社が実施するコンプアイアンス研修は、知識や実例を伝えていき、社員の意識向上につなげていくこと。それに加えて、それぞれの考え方を幹部社員や社長といったリーダー層に確認をしてもらうということです。
コンプライアンス研修というと、講師が一方的に法律や事例を紹介して解説というものが一般的です。しかし、効果は、知識を得たというものにとどまるケースが多いようです。
そこで、会話をしながらコンプライアンスの考え方について確認してもらうということしていきます。難しい法律知識とか理論とかは一切出さずに、「考える」ということをしていきます。例えば、具体的なケースを、一緒に考えて、社長に報告してみるというシュミレーションというものです。
こうすることで、社長も社員が考えた対策について、検討をし、社員とコミュニケーションを取りながら課題解決に向かっていくということを、プチ体験してもらういうものです。
コンプライアンス研修というと、条文や裁判例の解説、行政機関が発行している資料の読み合わせみたいなことを想像してしまうかもしれません。しかし、コミュニケーションをとりながら意識向上につなげていくという方法もあります。
研修の方法も、是非、一つの参考にしてもらえたらと思います。